忘れられない平成23年3月11日から一年が過ぎました。
私はと言えば、表面上はそれ以前とあまり変わらない日々を送っています。
あの日からの事を思い出してみました。
(“思い出す”という状況は幸せな事なのだな・・・と今こう書いてみて思います。)
当日の事(金曜日)
●最初はめまいがしているのかと思った。地震だと気付くまでに数秒かかった。
●家の中を点検したが神棚の水玉のふたが落ちていた以外は何もない。
●夫と連絡が取れない。※そもそも携帯も固定電話もつながらない。
●次々と映し出される想像を超える映像の様をみてテレビの前から動けなくなる。
●交通機関は一切止まり、夫は会社で一夜を明かす。
●次々起こる余震。一晩中リビングで一睡もせず過ごす。
翌日の事(土曜日)
●パルコの仕事は休業。
●早朝に夫帰宅。とりあえず眠る。
また次の日(日曜日)
●東京脱出の先生のため代わりにパルコへ出演。
●夜食を買うために寄ったスーパーでトイレットペーパーの買い占め騒動を目の当たりにする。
それ以降の事
●スーパーからお米や保存のきく食品、乾電池が姿を消す。
●納豆、ヨーグルトが店頭から姿を消す。
●ガソリンや灯油が入ってこなくなり、スタンド周辺では連日長蛇の列。
●生鮮食料品も大幅に入荷が減る。
●浄水場で放射性物質が検出され、水道水への不安が高まる。
※特に赤ちゃんに飲ませるミルク用の水を買うためにお母さんは必死でした。
●福島原発事故の影響で計画停電の実施が始まる。
●計画停電の影響で交通機関の運行が大幅に変更。電車が運休になるため通勤通学に大きな影響が出る。
●計画停電の影響でスーパーの一時閉店が相次ぎ主婦は日常の買い出しもままならなかった。
●駅も含む大型施設でエスカレーターやエレベーターの運行が止まり、移動に困難が伴った。
●停電に伴う断水に備えて毎日ありったけの鍋や容器に水をためる。
今思い出せる自分の身近にあったことを時間軸は無視してつらつらと書きだしてみました。
こんな事を書いてなんの意味があるの?と思われるかもかもしれませんし、意味のない事かもしれません。
でも私たちの普通と思っている「生活」がいかに脆く、実は有限であるか、自分を振り返ってみたくなりました。
のど元過ぎれば熱さ忘れる。
今回のブログは自分への戒めです。
ごめんなさい。
コメントをお書きください
ももくり (金曜日, 23 3月 2012 22:09)
ブログ始めてきちんと見させていただきました
震災から一年経ってしまいましたが、生活は日々過ぎていきますね。
テルマエロマエ読みたいです
娘も読みたいらしい
また見るね