皆さんマンガ読みますか?
ちなみにうちの夫はまったく読みません。(絵と文字を両方追うのが苦手なんだそうです(-.-))
で、今の私のお気に入りはこの2作品♪
羽海野チカさんの「3月のライオン」とヤマザキマリさんの「テルマエ・ロマエ」
両方有名なマンガですのでご存じの方多いですよね。
「3月のライオン」は中学生ですでにプロ棋士になった桐山零を主人公にそれぞれの事情を抱えた多彩な登場人物が時には傷つきながらも懸命に真摯に自分の抱えている問題に向き合っていく物語です。
私は将棋のルールなんて全く分からなくても全然問題無く物語に惹きつけられました。
登場人物の心の動きがすごく繊細に丹念に描かれています。
それはどの登場人物でも共通しています。
こんなに個性的な登場人物たちをここまで繊細に丹念に書き込むって精神的に大変な作業だろうな・・・・。と思ってしまいます。
そして、落ち込んだ時には、それぞれ厳しい世界に生きている登場人物達のセリフを読み返してひそかに自分を励ましたりもしています。
もう一つのお気に入り「テルマエ・ロマエ」はなんたって二つの舞台設定のコントラストが最高です♪
主人公は古代ローマの浴場専門設計技師ルシウス。
この主人公がもうあまりにも真面目すぎて可笑しい(^o^)
私はこういう人大好きです♪
その彼が、なぜかお風呂の設計を考えながら水?お湯?につかると現代の日本のお風呂(形式は問わず)にタイムスリップしてしまいます。
面白いのはこの彼が、日本にタイムスリップしていることに気が付かず、「平たい顔族」の国に迷い込んでいるのだと思っていること。
最初は自分の知らないローマの属国に瞬間移動してしまったのだ思っているのです。
バカが付くくらい真面目な人が非現実的な世界に巻き込まれた時の反応も面白いのですが、それをさらに面白くしているのが作者の学術的古代ローマの知識ではないかと思います。
時代物のドラマや映画を見ていて明らかに設定がおかしいようなことが見えると一気にその物語が「シラ~っ」として薄っぺらくつまらなくなることってありませんか?
単行本では物語の間に古代ローマに関するコラムが掲載されていて、それを読むのも楽しみの一つです。
マンガって面白いな~。
うちの旦那さんも読めばいいのに(*^。^*)
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